サイオステクノロジーの長谷川です。
すでにOCIがRed Hatの認定CloudとしたTopicを2月に掲載しておりますが、まだRed Hatとのコラボレーションは、進行形でありますが現在のRed Hat製品関連で何ができるのか?他のCCSPパートナーとの機能差について質問を受けましたので調べて表に纏めてみました。
OCI | CCSP Ready | CCSP Advanced | |
---|---|---|---|
CCSP契約 | 〇 | 〇 | 〇 |
RH製品の払出し (月額/年額) | ✕ (OCIの価格表に掲載無) | 〇 | 〇 |
RH製品のCloud持込み | 〇 BYOS | ✕ | 〇 Cloud Access |
Cloud持込み手続き | デプロイメント環境の 場合と同様 Red Hat Subscription Managerに登録する必要があり | ✕ | Cloud Accessとして Red HatのサイトからCloud毎に 申請手続きが必要 |
扱えるRH製品 | RHELのみ (サポートVersion指定あり) | CCSP価格表の全て (Partner毎に要確認) | CCSP価格表の全て (Partner毎に要確認) |
サポート (CCSPによる払出し) | ✕ | CCSP Partner対応 | CCSP Partner対応 |
サポート(持込み) | Red Hat | Red Hat | Red Hat |
纏めると、現状では
- RHELのみがBYOSとして持ち込める
- 月額課金のような形態でRHELをPay Per Useでは利用できない可能性が高い(価格表に掲載がない)
- サポートは、一般のオンプレのサーバーと同様にお客様がRed Hat Subscription Managerに登録する必要があり、Red Hat社がサポート窓口となる
- OCIはOracle Linuxが標準のため、RHELには制限がある
以上、現段階での纏めであること、わかる範囲での調査ですので不足事項や内容に不備がある可能性があることをご了承ください。