Red Hat Ansible TowerはCloud Accessでの持ち込みはできないのでご注意下さい
Red Hat Ansible Towerは企業でのデプロイや運用の自動化ソリューションとして非常に便利なのでAWS上に立てようと計画して色々調べてみました。結果として、思わぬ落とし穴がありましたのでTipsとして共有します。
以前はAWS Market PlaceにてAnsible Towerのイメージがあったかと思いますが、現在調べてみたところ検索にヒットするイメージはありませんでした。
Market Placeは下記URLより利用したいイメージの検索を行って下さい。
AWS Market Place
https://aws.amazon.com/marketplace
Market Placeにてイメージが公開されていない場合、サブスクリプションを購入してCloud Accessにて持ち込む必要がありますが、ここに落とし穴がありました。
Red Hat 製品をAWSを始めとするパブリッククラウド上で利用するには、Cloud Accessを利用して持ち込む必要があるのでAnsibleの対応状況を確認した所、Red Hat Ansible TowerはCloud Accessでの持ち込みは不可と回答がありました。つまりAWS Market Placeでイメージが公開されていない現状では持ち込むと契約違反になってしまいます。
上記より、Red Hat Ansible Towerを導入検討されるかたは、基本的にはオンプレ環境で構築いただき、そこからパブリッククラウド上のリソースを管理してください。
Red Hat サブスクリプションの利用にてご不明点、ご相談事がございましたらお気軽にサイオステクノロジーまでお問い合わせください。
Red Hat Ecosystem Catalog|Cloud Images
https://catalog.redhat.com/cloud/images/search