クラウドリフト利用

一般的な製品情報は、サイオステクノロジーの製品ページをご参照ください。
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クラウドアクセスとは

クラウドリフトをお考えのお客様必見のプログラムです。

Cloud Access(クラウドアクセス)とは、製品ではなくお客様が購入されたRed Hat Enterprise Lunux(RHEL)をRed Hatが認定したPublic Cloud環境に持ち込むことができるプログラムです。

メリット

メリットは以下の通りです。

  • クラウドリフトとして既存環境をそのままAWSやAzure、GCPなどのPublic Cloud上に移行する際にお手持ちのRHELをシステムと供に持ち込むことができます。クラウドリフトでPublic Cloudに移行のためにCloud業者から新たに払い出しをしてもらう必要がありません。
  • 現行のオンプレと同様にCloudに持ち込んだRHELの運用はアプリケーションと同様にお客様運用となり、Red Hat社からのサポートを引き続き受けることができます。
  • RHELを含めた運用ナレッジをそのままCloudに持ち込めます。

クラウドアクセスの利用するための条件

条件は以下の通りです。

  • サーバーメーカーなどから提供されているRed HatのOEM版のRHELには適用できません。必ず、Red Hat純正品でなくてはなりません。
  • クラウドアクセスを利用するためには、Red Hatの承認が必要になります。
  • 利用されるPublic CloudベンダーにはRHELを持ち込む(クラウドアクセス)を利用することを報告しなくてはなりません。

手順

クラウドアクセスの手順は、レッドハット社のカスタマーポータルサイトに以下が記述されています。

  1. Red Hat カスタマーポータルのCloud Access Customer Interfaceに移動し、Red Hat アカウントにサインインします。
  2. 新規 Cloud Access のお客様は、Enable a new providerをクリックして新しいプロバイダーを追加する必要があります。
  3. ドロップダウンリストから認定プロバイダーのいずれかを選択して、プロバイダーアカウント情報を入力し、プロバイダーのインフラストラクチャーで使用予定の製品ごとにエンタイトルメント数を入力します。
  4. Enableをクリックします。

詳細は、Red Hat Cutomer Portal「Red Hat Cloud Access リファレンスガイド」をご参照ください。